RRDBブレーキ事業

＊RRDBとはリレーティブ・ロータリー・デファレンシャル・ブレーキの略称
＊VRTとはベクトル・リターダ・テクノロジーの略称

時代が求めるテクノロジー

　地球環境が問題となっている今、電気や水素などを燃料としたクルマは必須となっています。しかし、それらには、クリーンで、高性能なブレーキシステムが必要不可欠となっています。私たちは、世界中から求められているその技術を、「ベクトル作動車輪」の技術概念から生み出すことに成功したのです。
それが、RRDB技術です。

省エネへのあくなき追求
減速エネルギーを再利用

　RRDBにより、クリーン、高性能なブレーキシステムを実現した私たちは、更なる省エネを求め、新しい試みにチャレンジしました。それが、従来熱として大気中に放出していた減速エネルギーを有効に再利用することで、発進加速を可能にするものです。
　現在使われているリターダシステムは、エネルギー効率が悪いところが問題とされています。私たちは、磁石を使用することにより、高効率のリターダシステムを可能にしました。

RRDB技術がもたらした２１世紀のテクノロジー

　RRDB技術は、その高性能・省エネ性から、様々な業界から熱い注目を集めています。それは、ベンチャーフェアや学会等で大きな反響があったことで証明されています。夢のようなブレーキ、そして２１世紀のスタンダードとして、RRDB技術は確実に広まりつつあります。

熱変換から応力変換へ
クリーン化、高性能化を実現

　従来のディスクブレーキシステムなどでは、走行エネルギーのほとんどを熱変換することで減速していました。一方、RRDBでは、走行エネルギーの一部を応力変換することにより減速します。この技術により、今までと比べ熱や放出物が圧倒的に減速し、超クリーンなブレーキを可能にしました。また、回転作動を利用することにより、ロック現象、フェード現象も解消し、制動力もアップするという高性能化を実現しました。

集中制御により
大幅なコストダウンが期待

　RRDBは駆動系に取り入れることにより、よりコンパクトに集中制御を可能としています。そのため、従来に比べ大幅な軽量化が期待されます。また、メカニカルな制御で優れて耐久性を持つため、大幅なコストダウンにも期待ができます。

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